グイン・サーガ

実家に既刊が揃っているので1巻から読み返してみた。
ケイロニア編あたりでやめておけば区切りが良かったのに、と思った。50巻あたりからのぐだぐだっぷりがたまらない。巻数が増えるにつれ薄くなる描写と進まなくなるストーリーは全100巻という余裕があるからこそ。栗本薫温帯の五分の一でいいから執筆速度を佐藤大輔御大が獲得したらと妄想してみる。いや、執筆ペースが速すぎて「月刊レッドサンブラッククロス、ただし文章力は霧島那智」になられても困るが。