Anker Soundcore Life P2レビュー&不具合について

ペアリングが片耳だけになってしまう不具合について

解消方法はリセットするだけ。

ペアリングができない場合のリセット方法
1. ご使用の機器のBluetooth設定画面から「Soundcore Life P2」の登録を解除してください。
2. 左右のイヤホンを充電ケースに入れ、イヤホンのLED表示が点灯し、充電中の状態にあることを確認します。
3. 左右のイヤホンのボタンを、3 秒間長押しします。
4. イヤホンのLED表示が、赤色に3回点滅すればリセット完了です。

www.ankerjapan.com

  

Amazonのセールで3999円で買いました。なので評価も3999円相当で点数つけます。

 

レビュー

  • 【音質】 4000円のワイヤレスイヤフォンなので1000円程度の有線イヤホンと同等です。悪くはありません。この価格帯なら優秀。ノイズキャンセリング機能は通話時のみで、音楽再生時には機能しません。
  • 【遅延(音ズレ)】Android端末にaptXでつないでるので動画では特に気にならない。ゲーム前提で考えるとちょっと遅れてる気はする。
  • 【充電・バッテリー持ち】2時間充電で7時間利用可能。マイナス1度の屋外では連続稼働時間が6時間から6時間半ほどに減少しました。
  • 【操作感】ボタン式なので良好。できる操作もちょん押し・長押し(1秒)しかないので手袋つけててもしっかりできます。
  • 装着感】普通のカナルタイプですね。耳穴の大きさによってあうあわないがでてしまいますが、幅広くあう作りだと思います。付属のイヤーピースはどれもあわなかったので、100均のセリアで購入した「低反発イヤーピースショートタイプ」を使っています。遮蔽感が高まるのでその分低音が強まる気はします。劇的には変わりません。シリコンイヤーピースよりは圧迫感があるので、耳の穴が小さめの人は逆に押し広げられる感覚が不快かもしれません。ショートタイプ以外では長さがありすぎてケースに収まらなくなります。ケース蓋は強いバネもなく単に覆っているだけなので、長すぎるイヤーピースを使うと端子が接触できなくなり、充電もされません。
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    低反発イヤーピースショートタイプ
  • 【総評】3999円でIPX7対応、aptXサポート、単体稼働時間7時間、そこそこの音質の完全ワイヤレスイヤホンはなかなかないのでオススメです。音質を求める人は1万円以上の価格帯から選びましょう。ケースの充電端子がUSB Type-Cなのも今後同環境がひろまっていくこと考えると利便性が高いと思います。

不具合について、原因を考える

 Amazonレビューみると「急に片耳だけしか繋がらなくなった」「片方とペアリングできない」といった不具合報告がやたら目立ちます。対処法としては前述のようにリセットして再度ペアリングなのですが、なぜこの問題が起こるか、回避方法はあるのか考えてみましょう。

 

片耳でもお楽しみいただけます

左右のイヤホンの単独使用と両耳での使用を簡単に切り替えることができます。

 

Soundcore Life P2 | 完全ワイヤレスイヤホンの製品情報 | Anker (アンカー) Japan公式サイト

 原因というか片方だけペアリングされてしまう理由がこの機能にあることはほぼ街がないと思います。つまり、本来であれば片耳と両耳での使用がかんたんに切り替えられるはずが、片耳だけに固定されてしまうということです。

 

 本来であれば、両耳で使っている状態で片方の片方のイヤホンのボタンを長押しで左だけ停止、その状態で左のイヤホンをケースにしまうと再生が一時停止になり、数秒放置しておくと右のイヤホンから音楽が流れます。ここで左のイヤホンを取り出せば、再度両方から再生されます。

 この過程のどこかを間違えて(たとえば停止させずに片方だけそのまま仕舞ったりボタンを押したりを繰り返すと)操作してしまうことで片耳だけのペアリングされた状態が維持されてしまうのか?という仮説を考えてみました。

 ところが困ったことに、手持ちのSoundcore Life P2では色々やり方をかえてみても片耳だけペアリングされてしまう状態が再現できません。過去にそうなってしまったことはあったので「ならない個体」ではないのですが再現できない以上、検証になりません。あるいは、仮説自体が間違っている可能性もあります。

 

 何が悪いのでしょう。Ankerサポートに問い合わせるとあっさり交換品を送ってくるようなのでもしかしたら物理的に問題が起こりやすい商品なのかもしれません(これなら使い方は関係なく、運が悪いと発生する)。

 「リセット」したあとも再発するようなら、Amazonではなく、Ankerのサポートに問い合わせてみるのがいいでしょう。