ニート志望

唐突であるが、黒かったり白かったり金だったり犬ちっくだったりツンデレだったりはにかみだったりぺただったりぺただったりぺただったりする13歳くらいのおんにゃのこが紺地ワンピースにロングスカートはき肩飾りの実用性を著しく損ねた白いエプロンドレスを着用して「ご主人さまぁ」と3人も腰にまとわりついてくる様は、実に実にすばらしいことである。しかし残念ながら富貴ならぬ身なれば年端もいかぬ少女たちを思うままに扱いて咎めなく済むこともなくまた3人も扶養家族を好んで増やし加えて給金を払うことなど甲斐性なくできそうにもない。そこで考え付くに紙上なれば養うに金子もかからず律にも法にも触れず僕の望むことをすべて実現できるに違いない。とはいっても文に起こせば日々脳内で再現していたことの繰り返しにしかならない上にこうして今書いていてもそうであるように自分の文章力のなさを痛感させられるばかりである。次なる具現策として描画が挙げられるに及び、僕はこれを取り上げて挙身一致の5ヵ年計画を打ち立てるものである。絵を描くにせよなによりも僕自身が自家製作した絵を見て萌えられなくてはならず、そのためにはしっかりと人間を描けなければならない。であるからして、まずは炎多留の画像を模写することから始めました、ということが今日もっとも言いたかったことである。