起立っ、礼っ、ポケロリっ!!

ポケロリ りぼんの章 (角川スニーカー文庫)

ポケロリ りぼんの章 (角川スニーカー文庫)

竹井10日オリジナルライトノベル第一弾。
冒頭にほとんどギャグがないが、本編はいつもの竹井節。ギャグとシリアスの配合分や過去が暗いエピソードばかりにもかかわらずきちんとハッピーエンドで〆るあたりがそれ。
ただし、よくもわるくもギャルゲーシナリオ。吉里吉里あたりでいいんで立ち絵とBGMつければ(エロゲとしては駄目だが)marronファンボックスに収録できるとは思う。何がいいたいかというと、描写がスカスカで紙面で読むには辛いものがあるということ。テンポ良く読み流すゲームテキストだとこれくらいの描写密度がいいんだけど、小説としてはだめぽ。
まあこの本をイッパイ買うと竹井10日に印税ががっぽがっぽ入って次のドラマCDで田村ゆかりをまた呼ぶ金ができるから、そのためのゲームの新作に取り掛かるんじゃないカナ、ないカナ。



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ザ・スニーカー12月号で「ポケロリ 〜なかよし増刊の章〜」掲載、12/1にはポケロリなかよしの章が発売されるそうで。
りぼんになかよしって少女漫画雑誌かよ。