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世界戦艦大和列伝〈上〉46センチ砲の系譜 (GINGA‐NOVELS)
- 作者: 吉田親司
- 出版社/メーカー: 銀河出版
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 新書
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各国ヤマトはネジのはずれまくった代物でして、
- 革命ヤマト ロベスピエール その砲撃は"紅薔薇の怒り(La fureur du rouge monte)"と称され恐れられる。初陣で童貞喪失。
- スパゲティ改めマカロニヤマト クリストファロ・コロンボ
- ジョンブル・ヤマト サンダーチャイルド
- ネーデルヤマト ユトレヒト
上巻ででてくるだけでこんなのばっか。
とりわけオランダのネーデルヤマトは外見のぶっ飛び度が半端じゃなく、艦橋に発電用の巨大風車を装備。しかも単装多面体球形砲塔4基というわけのわからない主砲塔。外見の割りにしょぼいやられ役ながらも発電用風車を電探と誤認した日本軍が電探開発を強化するという伏線に。
46センチ砲三連装4基搭載の本家大和は下巻でさらに魔改造されそうな雰囲気。
図面は神奈備祐哉。こうした超ヤマト級戦艦をことどとく図面に起こしてますが、とりわけ巻末のサンダーチャイルド図面は必見。作中のジョンブルヤマトではなく元ネタの宇宙戦争に登場する水雷衝角艦サンダーチャイルドというのが莫迦すぎてワラタ。こうしたジョークを解する図面描きとそれを許容する編集は莫迦だな(褒め言葉)