企業ブースにて。

・CD『I've MANIA Tracks Vol.Ⅰ』
・DVD『SHORT CIRCUIT Ⅱ Premium Show IN TOKYO 』

http://c73.product.co.jp/brand/i%27ve.html
歌詞カード完備はうれしい。 Crossed Destinyはよく収録されたもんだ。


ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD 眠れないCDシリーズ Vol.2

ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD 眠れないCDシリーズ Vol.2

http://www.edge-records.jp/title/nemurenai/02yandere.php
ヤンデレ……なのか?
「主人公に他の女の臭いがする!→監禁→殺害」という流れが2/3もあるおかげか、生きている主人公そのものはどうでもいいような印象を受ける。死ぬほど愛してるとは断言できないかも。デレが足らない。
とはいえ、「あの女の臭いがする!」といったヤンデレネタで頻出のセリフを多数使用しているのはいい。このおかげで通して聞くと微妙だがボイス単体では興奮する。一心に聞き入るというよりも、妄想ボイスCDからどうしようもない・くだらないネタボイスを削除したものをBGMかわりに流すのは誰もがやっていることと思うが、それと似た使い方なら楽しめると思う。


妹キャラの野々原渚はゆりしー。豹変した演技はまったくできてない気がするがお兄ちゃんっ子な妹が病むシチュエーションは好みなので問題ない。病んでる演技は素だろこれ。「好きって言ってるのに私を理解して/受け入れてくれない!→殺害」という流れはイマイチ。そこで心中持ち掛けて実行してくれたら最高だった。
河本綾瀬はハイテンション壊れ系。ハイテンションに笑いながら主人公を釘でベッドに固定したり邪魔な女を殺した事を報告したり。広橋涼の演技はCLANNAD藤林杏のそれと同じ。この声で荒い息遣い(五寸釘を手のひらに打ち込む作業に夢中)されるとつい反応してしまう。
柏木園子は外見から性格まで、病んだ∧高笑いしない言葉様以外の何者でもない。河原木志穂の演技は岡嶋妙の言葉。そういう演技指導だったのだろうがちょっと笑ってしまう。河原木志穂の過去の演技だとRosenMaidenの柿崎めぐが一番近いか。拘束された状態で、「(あの女を)おもわず刺し殺してやろうとおもいました。でも、私、我慢しましたよ?」などとささやかれるとドーパミンがだばだばと垂れ流し。自分だけが独占する主人公を求め、殺害して自分の植物として愛でる。


ちなみに三人とも監禁系。他の女に触れないように監禁・拘束という行動はアクティヴなヤンデレの典型。それぞれのヒロインの話では他の二者を「排除」したと説明してくれるが、その現場も収録してくれたらよかったかもしれない。他の女に罵声の限りを浴びせドス黒い負の感情をぶつけておいて、殺害すれば笑みを浮かべて「これで邪魔者はいなくなりましたよね」などと甘えられたら失神するかもしれない。


内容は各キャラ15分前後の一人芝居。+各2分ほどの声優フリートークゆりしーだけ4分以上しゃべってる。というかゆりしーヤンデレ全集読んだのかよ。柏木園子を評して、「着信拒否された携帯電話相手にお話しちゃったりするタイプ」という河原木志穂はさすがだ。