通販生活

MELLSCOPE (初回限定盤)

名盤。昔からの愛撫ファンもMELLの歌声が好きな人もこれは必ず気にいる一枚。新曲も魅力あふれるもので、タイアップに引っ張られすぎたRed fractionがやや力不足に思えるほど。「repeat-Deep Forest Remix-」は曲の善し悪しよりなにより、なんでエリック・ムーケがアレンジに参加してるのかさっぱり理解できない。アルバム全体を通してだと「Under Superstition」が気に入った。
エリック・ムーケ(Deep Forest)との対談は訳がはしょりすぎな気がしないでもない。「harmony and chorus」をビブラートの一言で片付けてたり。kicks!-another side-PVはおどろおどろしくまたあやしい。

年刊中年チャンプ (ポプリコミックス)

表紙カバーはずしたフローチャートはなんなんだありゃ。
目次は週刊少年ジャンプの巻末風味。編集も連載陣も全員「中年」。
この作者のちょっとずれてるお嬢様は壷に入った。
「ご令嬢の過剰な愛情」は掲載時から大幅に加筆修正されている*1ようだが、本誌を読んでいないのよくわからない。テンポがいいのでこういったノリは歓迎。「こまこ性を学ぶの巻」、「空、空、空回り」といったコメディ要素の強い話がいい。
何気に毎回破瓜しているあたり、処女率は高め。

豹頭王の苦悩―グイン・サーガ〈122〉 (ハヤカワ文庫JA)

無口なパリスがしゃべりまくった巻。本編についてもはや語ることはない。グインが強すぎるのでアキレス腱かわりにシルヴィアがあるのはわかるが、糞アマすぎて彼女の境遇にまったく同情できない。
アニメ化というが劇場版はどうなったのやら。原作二十数巻、グインが黒竜将軍になるまではオススメできるおもしろさなんで、2クールでノスフェラス編〜パロ帰還あたりまでやればいいんじゃないかな。
原作読者は大半がもはや惰性で最後まで付きあってやるという雰囲気だけど、誰がアニメみてDVD買ってくれるのやら。

*1:これに限らず全体的に修正多いらしい