架空戦記とか

実家に帰るとネット上じゃまず感想のでてこない微妙な火葬戦記たちがあって助かる。

大和の後甲板から発射されるV2ロケット表紙が最大の見所。
ミッドウェイの敗戦で空母がたらないからと役立たずの扶桑・山城を空母に改装したり、V2ロケットを大和と武蔵に搭載してみたり。水上機母艦重巡もロケット母艦に改造してるんだから戦艦にそんな危ないものを載せる意味がわからない。そのV2も盛り上がりもなにもなくただ発射されて滑走路を破壊するだけだし。
つまらなさといい「ぼくの考えたせんかん大和!」のみせつけっぷりといい、ひさしぶりに糞火葬戦記を読んだ気がした。
続編史上最強の艦隊―死闘!カリフォルニア沖海戦 (歴史群像新書)は、「艦上双発爆撃機『銀河改』」と「大和型四番艦魚雷艇母艦改造計画」の文句だけで読む気が失せました。前半で煽っておいて肝心の魚雷艇はでてこないしな。


されてた

連合艦隊司令長官なんてやめて前線にでたいお!」ってだけで美容整形手術をうけて南雲忠一と入れ替わる山本五十六。ハルゼー戦死の事実を伏せ、整形手術でハルゼーに成りすまし日本軍に復讐するキンメル。キンメルが戦う架空戦記は少数派だね。たいてい真珠湾攻撃後に首になるから。
目覚めたら勝手に山本五十六に「改造」されてた南雲カワイソス

「うおっ!まぶしい!」「高角砲弾をくらえっ!」というMUSASHIネタに吹いた。