しばらく以下の本を読もうと思う。

フンクレンクパンツァー―無線誘導戦車の開発と戦歴

フンクレンクパンツァー―無線誘導戦車の開発と戦歴


フェルディドゥルケ (平凡社ライブラリー)

フェルディドゥルケ (平凡社ライブラリー)


トランス=アトランティック (文学の冒険シリーズ)

トランス=アトランティック (文学の冒険シリーズ)


四冊の中でこの本だけはあまりよい本ではない。イギリス人のユーモア・ジョークについて書かれてはいるが、取り上げられた事柄は表面的でうすっぺらい。PHP文庫あたりででていれば気にならない出来ではある。逆に言えば、ちょっとイギリス人のユーモアについて興味がある、といった人には気楽に読めるので便利かもしれない。
ジョークの実例とともに、おそらくイギリスで著者が耳にしたであろうジョークが章ごとにまとめられているが特に目新しいものはなく、人口に膾炙されたすぐれたジョークだけを厳選しているわけでもないのでおもしろくもない。一部のロイヤルジョーク・チャーチルに関するジョークを除いてブラックジョークの類を掲載していないのは、人によっては嫌悪を催すからだろう。
角川文庫のポケットジョーク集や既存のジョーク本をいくつか読んでいるのであれば目を通す価値はない。