装甲悪鬼村正

 テックジャイアン6月号の体験版をプレイ


 おもしろい。非常におもしろいがこれは売れない。タイトル+ロボット物ということでデモベを連想させておいてやはり奈良原一鉄。「こういうエロゲだから!ついてこれない人はついてくるな!」って第一章でした。少年主人公と思わせておいて退場しちゃうし。小夏も悪くないじゃん、声ついたら*1萌えるんじゃね?とかおもってたら先生ラブでかるくNTRやるのかとおもいつつその程度ではなかったし。いかにもな造形の主人公の男友達もアレなことに。章ごとにバンバンキャラクタ使い捨てていくんだろうなー。テックジャイアンの記事にのってる人物、半分くらいはもうでてこないだろうし。
 それでも刃鳴散らすと比較すればエンターテイメント性を追及してるようではあるし、体験版も初っ端の一騎打ちを以降は比較的エロゲの型枠からは外れていない。ラストで普通のエロゲユーザー置いてけぼりにするけど。容赦ないよ。


 とにかく二人の復讐劇だけをただただ描いた刃鳴散らすと異なり、スケールの大きい今作では舞台設定もきちんとストーリーに絡んでくるようなのでそっちに期待。六波羅幕府と京の朝廷との争いが描かれるといいなあ。


 あと何気に画面はワイド化。立ち絵の表示がイマイチなのか画面すかすかだけど。「縦書きはライター奈良原の趣味」と言い切るのがさすがニトロ。というか「刀の次は鎧なんてどうですか」「いいんじゃない?」で誰もとめないのがやっぱりニトロ。

*1:体験版はボイスなし。製品版はフルボイスとのこと。男連中はどこまで声がつくのか